下の写真の中央の岩がその家。
石積みの部屋と奥に3部屋。2階に1部屋。
手前1階に見える大きな穴は馬と鶏小屋。

家の中の写真は撮れなかったので、平面スケッチから想像して下さい。
室内はひんやりして快適。冬は暖かいそうだ。
奥の2部屋は洞窟らしく薄暗く、
玄関入ってすぐの部屋と台所は採光がしてあり、明るかった。
玄関入ってすぐの部屋は、昔ながらの床座式。

壁に掘られた穴が、棚。
本置き場や猫のベットになっていた。
貯蔵庫や靴棚も、小さな穴の部屋に金属網をつけ、段が作ってあった。
ブドウを踏んでワインを作る穴まで。
この家の方も、旅行の途中で会ったカッパドキア出身の方も、
岩の家は快適だと言っていた。
でも、現実には、岩の家は空き家が目立つ。
柔らかい岩のため、崩れやすい難点もある。
住み手にとっては、様々な難点があるのかもれない。
でも。
地域そのものであり、自然そのものである家。
特徴を活かし、快適に過ごせるように工夫された家。
実際に生活されている家に入り、心が震えた。
ずっと活かされ続けて欲しい。
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