2010年4月16日金曜日

小学校・中学校 4 屋外

校舎をぐるっと取り囲むように、校庭が作られている。
この学校は、面白い校庭の作りをしているが、
他校を見ると、日本で一般的なグラウンド型をとっている場合もある。


配置イメージ図、エントランスから時計回りに。

1)校舎を囲む丘
高さ3m程の丘が、校舎に沿って盛られている。
何の変哲もない丘だけど、これが結構面白い。
坂道を上に下に走ったり、
教室を見下ろしたり、遠方を眺めたり。

2)スケートボード場
校舎から丘を超えた所にある。
学校の敷地なんだか、森の一角なんだか。
こんなにオープンなら、学校を抜け出すのに、やましさも感じなさそうだ。

3)コース
日本の運動場だと、コースはど真ん中に陣取っているのに。
ここでは、「時には必要だから作った」程度の在り様。
競争は、重要視されていないのだろう。


4)森
校庭から森につながっている。
森の入り口は湿地になっているため、歩道が付けられている。
細い橋を渡る感覚が、森に入るわくわく感を盛り上げる。
この森は、授業にも活用されている。

校庭と森は境目なく、つながている

5)教室ブロック間
クラスルームから成る3つのブロックの間にも庭。
この学校は、クラスルームごとに玄関がある。
そのため、この目の前の庭は、各クラスに最も身近な庭
現状は、ベンチがあるだけの面白みのない庭だけど、
もっと面白くなりそうだ。
クラス菜園にするとか、芝生や木を植えピクニックできるようにするとか。

6)遊具場
ここの遊具は、加工の少ない木を使った物が多い。
内容もシンプル。
この素朴さが、とても良い。
(私は、遊びは子供自身で作り出していって欲しい。
 なので、手の込んだ遊具より、シンプルで色々な遊びへ広げていける物が好み。)

遊具場の背後には、木々や岩があり、森が広がっている。
子供たちが木や岩に登って遊ぶ姿が、目に浮かぶ。

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