2012年6月6日水曜日

土の再生 4 木を植える

〜土の再生1, 2, 3 の続き〜

土壌改良も終わり、次は植物を植えて行く。

まずは、入口付近に木々を植えて小さな林をつくる。
この林を通り抜けることで、訪れた人は日常とは別の世界に入ってきたような感覚になり、そして花々が咲き誇る場所へと続いて行く


小さな林には、多種多様な木が植えられる。
新たに購入した木もあれば、別の庭で活かされきれていなかったためにもらってきた木もある。
トラクターで運ばれて来た木を、植える場所までユンボ(油圧ショベル)で運ぶ。

木が5本あるだけでも、そこの雰囲気はぐっと良くなる

木の根鉢を土に埋め、水を十分に与える。(参照:根鉢
この作業を”水極め”という。

水は、ホースの先を土中に差し込み、根鉢の周囲や底まで行き渡るように たっぷりとを入れる。
この時、水は土を溶かし、その泥水が根鉢の中に入る。
泥水の中の土が根鉢の中の空隙を埋め、同時に水が通り抜ける事で根鉢は引き締められる。
こうして鉢土と根が密着すると発根しやすくなる。


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