きのこの記事が人気だったので、もう一度きのこ特集。
前にも書いたが、北スウェーデンはキノコ大国だ。なぜかと言うとキノコと仲良しの木ばかりが生えていから。北スウェーデンの主な樹木アカマツやドイツトウヒ、シラカバなどは、みんなキノコを育てたりキノコから育てられたりする木なのだ。
8月から9月は、街中でも森の中でもそこら中にキノコが生えている。食べられるキノコもたくさんある。
普通は食べない。ハツタケの仲間 (Russula sp.)
かじると辛いです。
これも辛いキノコ(茹でこぼせば可食)。チチタケの仲間 (Lactarius rufus)
名前の通りチチが出ます。大量に採れる。
毒キノコ。アレルギーを引き起こすようです。(Paxillus sp.)
クロトマヤタケ (Inocybe lacera?)
山火事だ! ホウキタケ (Ramaria sp., Clavulina sp.か?)
かわいいキノコ
かわいいだけで詳細不明
マツタケ(Tricholoma matsutake) 日本に輸出もされています。
一部のキノコは未だに放射能濃度が高く、日本の検疫を通れません。
染め物ができるよ フウセンタケの仲間 (Cortinarius semisanguineus)
傘の裏と同じ色の染色液が採れるそう。
毒キノコの代表格。ベニテングタケ (Amanita muscaria)
食べると気分が変わることで有名です。子どもが遊ぶ芝生にもたくさん生えるので心配。
食べられるよ(白いうちは)。ホコリタケ (Lycoperdon sp.)
触ると噴火します。
キノコの王様 ポルチーニ KarlJohan。(Boletus sp.)
B. edulisだけでなく、写真のB. pinophilusもKarljohanで通っています。
ジャガイモ? ショウロの仲間(Rhizopogon sp.)
林道沿いによく生える。
きつね色? キツネタケ(Laccaria laccata)
街では、露店でキノコを売っている。やはりKarljohan (Boletus spp.)が目立つ場所。
その横に、Goliatmusserom(マツタケのこと)! 日本で超高級との話が広がり、スウェーデンでも食べる人が増えている。
さらに左には、Albatrellus sp.らしきものが見える(Fartickaのこと)。これもスーパーで乾燥を置く程の人気種。
人気者勢揃い。いずれもスーパーに乾燥品あり。
右下かご。一番人気。B. edulis? 2, B. pinophilus 3, Leccinum sp? 1
その左。アンズタケ(Cantharellus cibarius?)
その上。よく分からないが、Rozitesか(人気のキノコならR. caperatus; Rimskivllingのこと)。
その右。TegelsoppことLeccinum sp. 虫が多いはずだが、文句言われないのかな。。
ここ1ヶ月毎週末、きのこ採りに同じ森に通っているが、地表がどんどん変化していく。新しく顔を出したきのこ、成熟し腐っていくきのこ。
3 件のコメント:
みきさん、こんばんは!
あさみだよ!
元気??
いろんな種類のキノコがあるんやね。
見てるだけで楽しいな。
辛いキノコも食べてみたい。
そちらはもう秋まっさかりなんやね。
日本も初秋の風が吹いて、夏の空気がどんどん
冷たい空気に押し出されてちょっと寂しいです、
風邪などひかず、元気で頑張ってください。
あさみ
コメントありがとう。
きのこそんなに楽しんでもらえた良かった。私の家族の一人がきのこ大好きなので、きのこ特集を作成中です。乞うご期待。
日本の夏から秋へ移る気配って、寂しい気分になるねぇ。そういえば、こっちではあんまり感じん。一気に寒くなるからか、冬への防寒へ気が向かってしまうからか。
是非いつか遊びに来て。
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