2010年2月4日木曜日

シュタイナー幼稚園 4 物

Waldorf förskolanの室内環境の良さにとって、
」が多いに関わっている。

家具も小物も、どれもが良い。
見て触って、刺激を受け、心地良い物が選ばれている。
素材は、木や布など、天然素材が中心。
家具については、一般のFörkolanでも基本的に木製だが、表面塗装された物や合板の物が多い。「素敵だなぁ」と思う事は少ない。
一方、このWaldorf förskolanの家具は、本当に美しい

まず、机と椅子。
どれも、木製。
木目も楽しく、触っても気持ちよい。
季節の草花が飾られている。

遊び用の椅子と机も、どれもしっかり。
木の椅子に、籐の椅子…。
遊び用だからといって、適当な作りではない。

棚。
特に大きな棚は、古い物が多く、どれも作りが美しい。

カーペット。
伝統的なスウェーデン織。
色合いも、優しく美しいものが選ばれている。

照明。
シュタイナー教育では基本的に、布を使いた陰影のある柔らかい光を用いる。
天井、壁、机の上と色んな場所に、色んな照明が設置されている。

おままごと用品。
食器も本物のような精密さ。
鉄製の薪式コンロは、使えそうなくらいの作り。

おままごと用掃除用具も。
この学校のフックは全て、木の枝分れ部を利用し作った物。

おもちゃ。
先生の手作りの物も多い。
人形も手作り。
馬のおもちゃは、絵本で見たような…。
糸や布も置いてあり、好きに遊べる。
糸は子供たちが染めたもの。

松ぼっくりや石、貝殻もおもちゃ。

積み木。
森で拾った木片も、積み木の一部。

人形。


毛糸で織物遊び。
この織物遊びは、どのFörskolanでもする遊び。
織り機やボール紙に縦糸を張り、横糸を組んで行く。
そして、日本でもよく知られている、蜜蝋粘土や蜜蝋クレヨン。

入れ物は、籠が中心。
色んな編み方、色、形の籠が使われている。


どの物も、愛おしさを感じさせてくれた。
物が「単なる物」ではなく、「心を支える物」としてあること。
そういった物に囲まれて暮らすことの、大切さ。

2 件のコメント:

ÅBRO さんのコメント...

キノコ染めの紹介もしてください。

園庭研究所 さんのコメント...

今年は草木染めをしようと考えています。
キノコ染めについては、その時に書きます。待っていて下さい。