2010年8月25日水曜日

移動環境 7 車道環境 3

3)車道と住宅地との間の壁
ウメオでは多くの場合、
車道と住宅地の間は森や木々で隔てられているが(参照:歩行者自転車専用道路)、
車道と住宅地が接している場合もある。

後者の場合には、
道路と住宅地との間に壁が設けられている。
車の騒音防止と、住民のプライバシーを守り住宅地の景観を守るためだろう。

壁は木製で、見た目も悪くない。


ジャムを固まりで食べる弟、
それはずるいと怒る姉。

2 件のコメント:

96 さんのコメント...

ロフォーテンに行く時に、木製の壁を見ました。
約2m四方の壁を1ユニットとして、ユニットを"裏表交互"に配置していました。
裏表で模様が異なっており、壁の列が単調になることを避けているように感じました。
また、1ユニットずつ雨切りが付いており、耐久性の面も考慮されているようでした。
(人の目に止まる所は、できるだけ木で作ろうとするのは、さすがスウェーデンだと思います)

園庭研究所 さんのコメント...

96さん、コメントありがとうございます。

そうですね、景観を考慮して柵の模様が単調にならない配慮されているのを見かけます。記事に書き落としていた事を加えて頂き、ありがとうございます。
雨切りは、気付いてなかったです。今後チェックしてみます。

スウェーデンの個人住宅を見ていても、木の柵のデザインにはこだわりがわるように思います。デンマークでも、各家の木の柵のデザインが面白かったです。

木材は公共の場所でよく使われていますね。特に道路や公園など立派な材が必要でない場合に、国中いたるところにあり安価な木材を使っている点は、勉強になります。
日本で木材に関わっている友人が、「日本は立派な木材でないと売れない。曲がっていたり節があっても、用途を工夫すれば日本の木を行かせるのに。」と言っていました。