2009年6月8日月曜日

高齢者施設1 個室と共有の場所

高齢者施設の見学に行ってきた。

訪問したのは、
施設A:民間企業の経営する施設で、介護度が高く一日中介護を必要とする人たちの施設
施設B:市営の施設で、一日中介護を必要とする人のための建物と、基本的には自分で生活し何かあった時に職員を呼べるアパートメントタイプの建物が併設された施設。


まずは施設Aから。

入居者は計48人。8〜15人の4グループに分かれて暮らしている。
今回は8人のグループを見学。
入居者8人に対し職員2人。夜間・週末は2〜3人。

部屋は完全個室。
ベッド以外の家具は基本的に持ち込み。シーツから照明や棚など大型家具まで持ち込める。
愛着のある家具、思い出の写真に囲まれ、その人らしく暮らしているのが伝わってきた。


各部屋には、トイレとシャワーが備わっている。


この部屋では音楽がかけてあった。



リビングは共用で、キッチンもついている。
食事は、基本的にグループごとにリビングでする。嫌なら個室で食べる事も可能。
料理は、ほぼ出来上がったものが配達され、キッチンで少し調理して完成させる。
この時の匂いが、食欲増加に効くらしい。
クッキーやパン作りも入居者とする。
(残念ながら、食事中だったため写真は撮れませんでした。)

ベランダはスウェーデンの暮らしに欠かせない。
夏にはここで多くの時間を過ごすのだろう。
ベランダからは、庭が見下ろせる。
唯一の庭としては少し物足りないように感じたが、菜園があり花も植えられ憩いの場所だった。


廊下には絵が飾ってあり、床・壁・天井も雰囲気が良い。
各入居者の部屋のドアには、入居者の表札。

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