2009年6月8日月曜日

高齢者施設4 もう一つの施設

施設Bについて。
この施設は、
1)一日中介護を必要とする人のための個室と、
2)基本的に自分で生活し何かあった時には職員を呼べるアパートメントタイプのサービスハウス
から成る。これに加え、
3)在宅の高齢者が、昼中通い治療やリハビリテーションを受けるデイケア
4)家族と暮らす認知症の人の一時滞在(家族の負担軽減のため)
がある。

治療やリハビリのための部屋として、5−7人用の小さな部屋と10−15人が集える大きな部屋、リハビリやトレーニング器具の置いてある部屋がある。
小さな部屋には機織り機や画材が置いてあった。大きな部屋ではキッチンが付いており、パンやクッキー作りもする。

下の写真は、個室の例。
キッチン付。
(実際に使用されている部屋は見れず、見学用の部屋を見せてもらった。)


ボランティアが訪れ、本の読み語りやコンサートを催したり、パン作りや絵画を一緒にする。神父による礼拝も行われる。
外出や買い物にもボランティアが付き添う。入居者の一部は外出自由。

読み語りやコンサート、礼拝はこの広間で。
もう少しリラックスできる部屋の作りだといいな。



食事について。
個室で暮らしている人は、朝食のみ、自分で作れる人は作る。その他は施設内レストランで。
サービスハウスで暮らす人は、自分で作れる人は作り、家族と一緒に食べることもある。作らない場合はレストランへ。
レストランでの食事は予約制。
近所に住む高齢者もここに来て食べて良いらしい。「高齢者」限定なのが気になるが、落ち着いた環境であるためには仕方ないのか?
でも、レストランは地域の人も足を運びやすい場所。地域交流の場として活かせないかな。
このレストランは学食のような雰囲気。ゆったりと食べれ、談笑したくなるような場所であって欲しい。


デッキは欠かせない。
夏になると一日中出ている人も。
庭は広くて良かったが、数本の木しかないのが残念だった。
草花や菜園があれば、もっと楽しい場所になりそうだ。地域の子どもも遊びに来たくなるような。
写真の奥に見えるのが、サービスハウス。

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