〜高校卒業式 1・2の続き〜
卒業生を乗せたトラクターが向かった先は、中心街。
ここで、他校の卒業生(トラクター)と合流。
中心街にある、300m程の長さの道路を回遊する。
20台を超えるトラクターが練り行く姿は、壮観。
卒業生の盛り上がりも絶頂。
大音量の音楽に、歌、ホイッスル、叫び声…
音楽に合わせ飛び跳ねる卒業生、揺れるトラクター。
かなり、うるさい。
歩道を行き交う人々が、観客。
ウメオで最も、活気のある祭りかも。
ウメオであるお祭りは、ゆるりとしている。(参照:夏至祭)
今回のパレードは、日本の祭りに似た活気を感じた。
トラクターは、1時間程回遊し、
気が済んだクラスから、降りて解散。
ここでようやく、家族は再会。
卒業生はものすごく楽しそうで良かったが、
家族は何だったんだろう…と思う。
式典から出て来た我が子を迎え、30分後には、トラクターを見送る。
中心街では、はしゃぐ我が子を見守る。
しみじみと子の成長と巣立ちを思う、なんて出来なさそうだ。
解散した卒業生は、夕方再度集まり、パーティをする。
私は高校卒業式の記憶がほとんどない。
式典後、クラスでお菓子を食べ、写真を撮ったな、くらい。
あの時、開放感はあっただろうか?
大人になった喜びはあっただろうか?
(私が、精神的に幼かったからかもしれないけど…)
2カ国の卒業生の様子の違いは、
卒業を期に自立して行くかどうかを、反映しているように思う。
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