〜スウェーデン語学校 1 の続き〜
Sfi(移民のためのスウェーデン語学校)は、
無料で学べ、1年程で日常会話はなんとなく出来るようになるのだから、
良い学校、良いシステムだとつくづく思う。
けれど、唯一気になっている点。
それは、室内環境の質の低さ。
室内環境の良いスウェーデンだからこそ、気になる。
(以前の書いた市庁舎や大学、学校と見比べてみて下さい。)
廊下。
決して明るい雰囲気ではない。
照明にも工夫がない。
右側には教室やトイレ、左側にはロッカー。
生徒のFika(お茶)ルーム。
この部屋は、中2階にあり、窓がない。
壁もコンクリートにペンキを塗っただけ。
照明も家具も、飾りも、あまりに味気ない。
先生の部屋。
生徒のFikaルームに比べて、ずっと快適そう。
(各先生は、担当教室に授業用品を置いており、この部屋では休憩がメイン)
家具もより良いものだし、雰囲気良く配置してある。
絵や植物も飾ってある。
生徒のFikaルームと、先生のFikaルーム。
この質の違いはなんだろう、と思う。
Sfiに、お金があまりない事は想像できる。
あれこれ室内環境にお金をかける余裕はないのかもしれない。
でも。
「移民にも、スウェーデン人と同等の生活を提供するスウェーデン」のはずが…
なんとなく、ギャップを感じてしまう。
もしくは、
スウェーデンの施設の、室内環境の良さは、
使い手のインテリアへの、センスや気配りによるのかもしれない。
先生のFikaルームは、スウェーデンの、職場環境も快適になるように
手を加える文化によって、質が高められ、
生徒のFikaルームは、「施設だから」と誰も手をかけないから、
味気ない
のかも。
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