〜少し時間が空いてしまいましたが、「森のムッレ幼稚園の園庭 1」からの続きです。〜
森のムッレ幼稚園では、既成の遊具が少ない。
木やロープ、石を用いた手作りの簡素な遊具が中心だ。
ストックホルム郊外にあるウートシクテン幼稚園の園庭には、こんな風に木にロープを結び付けたブランコがいくつもある。
ぶらさがったり足をかけて漕いだりと、遊び方も既成のブランコより多様。
木や切り株、板、ロープを用いたアスレチック。
非常に簡素な作りではあるけれど、形の不規則さが遊びを面白くしている。
遊び方も自由自在。
そして簡素な作りゆえに、まだ体がおぼつかない小さな子から大きな子までそれぞれに楽しむ事が出来る。
このアスレチックからも分かるように、手作りの遊具だと、子供の活動を見ながら遊具の形を変えたり追加していくことが出来、より面白い遊び場となる。
岩場にはロープが張られ、登り下りを楽しめる。
スウェーデン、特にストックホルムは岩場が多いため、このように地理的環境を上手く活かした遊び場が作られている。
そして、丸太を活かした乗り物が園庭の色々な場所に置かれている。
子供の想像力にかかると格好良い車にも立派な馬にもなる。
形も色も簡素だからこそ、物が主張し過ぎる事がなく、子供が自由に想像を膨らませていく事が出来る。
もちろん手触りも楽しい。
この簡素な車や馬、見ているだけで愛着が湧いてくると思いませんか?
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