私が見習いをしている "ガーデン工房 ふりーふ" では今、資材置き場として業者が使っていた土地を花畑へと変えている。
敷地面積は約1200㎡。
資材置き場、そしてその前にはトラック置き場として、20年以上もの間踏み固められてきたため、地面の土はスコップも入らないくらい固くなっていた。
そして、表面には砂利が敷き詰められていた。
この表層の固い土とその下にある柔らかな土を、ユンボ(油圧ショベル)を用いて天地返しをする。
砂利の混じった表層の固い土を横によけておき、その下の柔らかな層を掘り出す。
そして、掘り起こした穴に よけておいた固い土を入れ、その上に柔らかな土を乗せる。
写真の右側の土が、砂利の敷き詰められた元の地面。
左側がユンボ(油圧ショベル)で天地返しをした場所。
この土地は粘土質の部分も多くて水はけが良くなかった。
そこで水はけをよくするために、敷地の所々に深さ5m程の溝を掘り、そこに砂利や石を中心に入れていく。
こうすることで、土壌中にたまった水が、空隙の多いこの溝部分を通ってさらに地下に流れていく。
写真左側 ユンボで掘っている溝が、水を地下に流すための水路となる。

天地返し終了。
植物が育ちやすい柔らかな土が出てきた。
(つづく)
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