スウェーデンの人々は、お墓にキャンドルを供えにいく。
かつてはクリスマスの時期に、亡くなった子どものお墓にキャンドルや小さなクリスマスツリーを置いていた。
20世紀に入り、諸聖人の日に、故人のお墓にキャンドルを供えるようになった。(ストックホルムの裕福な人々の間で始まり、一般に広まったのは第二次世界大戦後)
お墓の前には40×50㎠程の小さな庭があり、
灌木や地被類、松ぼっくり、綺麗な石、などで飾ってある。
この時期には、Ljungという、寒い時期でも濃ピンクの花を咲かす低木(英名Heather)が好まれているようだ。
小さな庭がキャンドルに照らされ、より一層美しい。
花や手紙、リースが供えてあるお墓もあった。


ウメオには2カ所のに墓地があり、今回訪れたのはその一カ所。
12haの敷地に連なる灯りは、幻想的で美しかった。
墓地を見渡せる高台もあり、幾人もの人が立ち止まり無数の灯りを眺めていた。

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