「Cykeltrafikprogram 2009」に取り組んでいる。
(参照:Umeå Kommun HP)
(Hållbart resandeは、スウェーデン中で取り組まれている。)
この一環として、Kommunは「移動」に関する調査を行っている。
結果、
ウメオの人口集中地域(以下の地図)では、
「全移動の50%が10分以下」、
「そのうち50%が自動車による(自転車22% 徒歩19% バス7%)」
と分かった。
これに対し、kommunは、
「10分以下の車での移動は、コスト面でも、環境や健康へ影響を考えても、良い選択肢でない」と述べている。
地図(Kommun HPより)は、
ウメオ最大の雇用を持つ地域である中心街・大学病院の2地点(黒●)から、
車・自転車・バスを用い、10分間でどこまで移動できるか調べた結果。
赤:車 緑:自転車 青:バス
10分間に車で移動できる距離は、自転車やバスとそれほど変わらない。

また、
「最適な都市は、5kmの範囲内」という結果も得られ、
Kommunは「都市が拡大すれば、子供やお年寄り、障害者が車に頼らざるを得なくなる」と述べている。
地図(Kommun HPより)は、
ウメオ最大の雇用を持つ2地点(黒●)から、半径3km・5kmを取ったもの。
緑:3km 赤5km
ウメオ人口集中地域がほぼ、5km範囲内に収まっている。

調査結果を踏まえ、ウメオKommunは、
「自転車移動の促進に取り組み、そのための道路や緑地の全体的な計画に取り組む」としている。
具体的には、
・分断されず、市内の全場所に近い歩行者・自転車道路
・安全な通学路
を目標としている。
また、
・ウメオをどのように大きくしていくか
・新しい住宅地をどう配置するか
についての計画も、重要だとしている。
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