2012年1月6日金曜日

森のムッレ幼稚園の園庭 4 居場所

〜「森のムッレ幼稚園の園庭 12 ,3」の続き〜
(森のムッレ教室についてはこちら→12345, 6



森のムッレ幼稚園では居場所としての環境も考慮されている。

子供に限らず人は、少し隠れられるような場所や小規模な空間を心地良く思う
ストックホルム郊外にあるウーシクテン幼稚園では、地形による凹んだ場所を活かしたりり、植物によって囲まれた小規模な空間が設けられている

園庭の縁の凹んだ場所は、草花が生え園外の景色も見れる居心地の良い小空間。

茂みに囲まれた場所は、わくわくする秘密の隠れ家。
奥に入って行きたくなる。

木や石をこんな風に配置するだけで、ちょっとした基地のようだ。


その他にも、園庭中に心地良い居場所が設けられている

切り株で作った、素朴で温かなベンチ。
こんな場所で友達と話をしたり先生に本を読んでもらうと、心にいつまでも残りそうだ。


昼食もお絵描きや工作も園庭で行う。
一般の幼稚園ではお絵描きや工作などは室内で行うが、ムッレ幼稚園では園庭で行う。森に遊びに行く日には森で絵を描くこともある。(参照:森でのお絵描き
ムッレ幼稚園では基本的に一日を屋外で過ごすが、雨の日には室内で遊べるよう室内環境も整っている。(ムッレ幼稚園の室内環境は自然素材を活かした素敵なものです。ブログ記事で取り上げる予定は今のところありませんが、ご興味のある方がいらっしゃれば記事にするのでコメントを頂ければと思います。)



続いて、これは何の小屋でしょう?

実はこの小屋はお昼寝用。
一般的にスウェーデンでは室内のお昼寝用の部屋で寝たり、園庭にベビーカーを並べてお昼寝をする。(参照:ベビーカーでのお昼寝お昼寝の部屋
この小屋はスウェーデンの伝統的な小屋の作りで、アカマツで組まれ隙間は地被類で埋められている。伝統的な建物がお昼寝小屋として用いられ、子供たちが親しめるのは素敵な事だと思う。(参照:伝統的な風よけ小屋

小屋の手前に焚火場が設けられているのも、風よけ小屋の典型的な形。
園庭では、焚火をしながら集ったり、小屋を舞台に手前の丸太ベンチを観客席にすることも出来るだろう。
ウートシクテン幼稚園では、保護者会もここで行う。




園庭の空いた場所には自然と生えて来た野草が残され、季節感とその土地らしさを与えている。

2 件のコメント:

mayu さんのコメント...

特にお昼寝の場所にきゅんとしました…

楽しくて創造性に溢れ、使い手が大好きに思える庭づくりを目指す庭師の卵 石田佳織 さんのコメント...

ほんと、こんな場所でお昼寝なんて幸せですよね。