(以下の内容は、『幼児のための環境教育〜スウェーデンからの贈りもの「森のムッレ教室」』(岡部翠編 新評論 2007年)のp.62~79から抜粋したものです。出版社の了解を得てブログに掲載します。詳しい研究内容と結果・解説については、本をご覧下さい。)
さらにグラーン博士らは、野外保育が子供たちの健康にも良い効果がある事を明らかにした。
2つの保育園における年間の平均病欠率を比較したところ、
レーテキャッテン保育園では8%、スタータレンガン野外保育園では2.4%だった。
レーテキャッテン保育園では8%、スタータレンガン野外保育園では2.4%だった。
(表は、日本野外生活推進協会から頂きました。)
この結果に対し博士らは、
「室内で過ごす時間が長い程病気が観戦する機会が高くなる事に加え、野外で身体いっぱいに新鮮な空気を吸って本来の生活リズムにあった日々を過ごすことで、ストレスが少なく比較的病気になる事が少ない」という結論を出している。
「室内で過ごす時間が長い程病気が観戦する機会が高くなる事に加え、野外で身体いっぱいに新鮮な空気を吸って本来の生活リズムにあった日々を過ごすことで、ストレスが少なく比較的病気になる事が少ない」という結論を出している。
また、運動神経の発達状況を比較するために、児童心理学療法士による運動神経テストが実施された。
テストには集中力が必要な運動から肉体的に難易度の高い運動までが含まれ、バランス・敏速性・体のコーディネーション能力・柔軟性・腹筋力などが比較された。
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